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2014年文字書き記録まとめ。

今年もあと少しということで、今年一年何を書いていたかを振り返ってみました。
そういえば去年はテンプレお借りして色々まとめてたんですけど、今年はブログをあんまり使ってないので、ブログにまとめようかなーと思います。
前の記事で最後とか言ってましたが最後じゃなかったですね!

長いので以下折りたたみ。


1月~3月くらい 高ノ山市治安局特殊課(仮)…200枚前後?

 目の前には、黒い鉄の扉がそびえ立っていた。扉には一枚、板が貼り付けられている。黒塗りの板には、白い文字で「高ノ山治安局特殊課」と書かれていた。文字を目にした途端、急に両手に抱えた風呂敷包が重くなったような気がして、鷹野文音は包みを抱え直した。
 高ノ山治安局特殊課。
 別名「殺人課」とも揶揄され、文音達治安局刑事課の人間でも滅多なことが無い限り、近づかない場所である。
 文音は大きく息を吸って、扉に手を掛けた。黒い扉は見た目に反して、あっさりと開かれていく。

某所に出そうとして奮闘していた作品でした(過去形)
大正浪漫風の世界観で、殺人許可証を行使して事件の犯人の殺人を許可できる特殊課のお話。書き方を変えてみたらまあ間に合わなかったですね。数年後くらいに再挑戦したいです。

*1月~2月くらい オリオン座(無料配布本)…10枚くらい

 腕に付けている端末が、着信を告げた。テトのいる音の無い部屋に、無機質な音が響く。
 テトが着信を受けると、まず雑音が聞こえてきた。まだ声などは聞こえてこない。この音は、普通に電話受けたのでは聞こえない音だ。例えば、違う惑星から受けた電話のような時に、聞こえてくるような時の雑音など。
 表示された端末には登録されていない番号で、一見すると誰からの着信かわからなかったが、テトにはすぐ分かった。雑音を聞いただけで、分かった。

イベントで配布している無料本、銀河鉄道の夜に出てくる星座シリーズの一作。
暗いですね~。なんかオリオン座の星無くなるかもって話を聞いてこんなのに…。

*2月~5月くらい 花火の後(http://ncode.syosetu.com/n8030ce/)…21枚くらい

 ひらり、と金魚の赤い尾が揺れる。壁一面の水槽を物珍しげに眺めている少女の向かいに、涼介は座っていた。
「……今度は高校生か」
 涼介の店は金魚売の店だ。小さな店内の壁と天井は一面にガラスが張られ、ガラスの中、満たされた水の中を悠々と金魚が泳いでいる。
 そんな店内の座敷部分には、ブレザーの制服を着た女子高生が座っていた。
 きりっと意志の強そうな目つきの少女は、涼介の言葉に不思議そうに首を傾げる。

twitter上での企画、創作クラスタお茶部での部誌3、フェティーシスト《feteashist》(http://twiocha3.tumblr.com/)に寄稿した短編「花火の前」に出てくる金魚売のお話です。
花火の前を書いた時から金魚売が抱えるもののお話を書きたかったので、短編ながら書けて嬉しかったですね。今度は腰据えてやりたいですね。

*3月~4月くらい ブルーバードタウン・リバイバル(5月発行)(改稿部分)…30枚くらい?

 ロランが教会の中に入った時、中は観光客もおらず、ひっそりとしていた。ロランの靴の音がはっきりと響く。
 昼間はもっと人がいるのだろうが、今は青い鳥の像付近もがらんとしていた。たまたま人がいない時なのだろうか。
 ロランが近付いていくと、像に誰か人がいるのが分かった。胴体の近くに屈み込んで、何かをしているようだ。自警団の人も気にしていないようなので、きっと街の人なのだろう。何をしているのだろうか。興味をもって近付いてみる。
 像に近付くと、像に近付いた人が何をしているのか、見えてきた。精巧に組み立てられ、いつもそつなく動いていた時計の一部がはずされている。

ブルーバードタウン・リバイバルは元々あった初稿の下巻部分にかなり手を入れて発行しています。特にロラン部分とラストの戦闘シーン。正直何枚書いたのか謎です…。どれが最後のファイルかも分からん!

*4月 アンドロメダ銀河(無料配布本)…11枚くらい

 無機質なアナウンスが聞こえる。青年、ヨナスはずっと引いていたスーツケースを止めて、アナウンスに耳を澄ませた。
「第一宇宙ステーション発、ペガスス星行きは十八番線から宇宙時間三時発……」
 無機質な女性の声は、人が行き交う雑踏の音にまぎれて途切れ途切れだ。周りを見回せば、慣れた様子で宇宙ステーションの中を歩いていくサラリーマンの姿があちこちに見える。十八になったばかり、これからパイロット訓練生として新たな一歩う踏み出すヨナスにとっては、周りの人のように、宇宙を闊歩することに慣れるようになるとは思えなくて、不安が増していく。

爽やかな感じになりました無料配布シリーズ。これ表紙も結構気に入ってます。

*5月~7月、9~10月(改稿) 楽園の子供達 chapter Gnome…140枚くらい

 外から遮断されたこの部屋は、しんとしていた。
 ルーカス・ベルクマンが部屋に入ると、部屋の奥にいた人物が、ゆっくりと振り返る。
「……ルーカス?」
「うん」
 この部屋に来るまでに細い地下道を通ってきたが、地下道はどれも荒れ果てていた。石造りの壁にはいくつも亀裂が入り、床には落ちてきた石のかけらが広がっていた。少し前までは灯されていただろう、壁の明かりもずっと消えたままだ。ルーカスはここに来る時は、いつも小さなカンテラを持ってきている。
 だが、この部屋は地下道とは違って、あたたかくととのえられていた。古びた絨毯はほこりなく整えられていて、明かりが灯されている。

11月発行ですがこの時期に書いてました。全部作品に込めたので特段語る事もなく。

*6月~7月 蔵書点検と本を喰う妖怪(仮)…105枚くらい

 図書室は、いつもと違った雰囲気だった。
 大洞淡香は、一学期最後の図書委員会の集まりに参加するため、図書室を訪れていたのだ。
 学校は、ちょうど期末テストが終わったところだった。授業は短縮授業になり、学校内でもなんとなく浮き足だった雰囲気が流れている。淡香もずっと勉強の日々から解放されて、いつもよりも気持ちが明るかった。
 図書委員会の集まりの時、全員がそろうことはあまりない。何かしらの用事や部活の大会などで、七割くらいの出席率だ。
 けれども、今日はほぼ全員がいるようだった。いつもよりも密度のあがった図書室内に、なんとなく違和感を感じながら、隅のテーブルに向かう。

某所に提出した作品。図書委員会での蔵書点検のお話。
もう一本短編を追加して再来年くらいに本にする予定です。

*6月~7月くらい いきたいと希う(http://ncode.syosetu.com/n3003ck/)…15枚くらい

 滅多に人など立ち寄らない雑木林の中。そこには不思議な湖があり、ふたりの少年が佇んでいた。

 足を止めれば、耳の中に蝉が鳴く音が聞こえてくる。
 吉松杏菜がその場所に足を踏み入れたのは、墓参りで父の実家に来たものの、あまりにも暇だったからであった。
 父からあまり立ち入るな、と言われていた、祖母の家の裏手にある、大きな雑木林の中。たまたま小さな小道を見つけて、どうしても好奇心を抑えられなくなっていたのだ。

覆面作家企画6提出作品。
今年一番私の中に突き刺さった作品になりました。

*8月 雨宿りの部屋(夏ティア突発本)17枚+13枚

 夕方から、強い雨が降り続いている。
 笹浦蒼一(ささうら・そういち)は、駅からアパートまでの帰り道を急ぎ足で歩いていた。一歩足を進めるごとに、足下で水たまりが盛大に音をたてる。
 早く帰ろう。憂鬱になりながらアパート前まで戻ると、階段の下に見慣れない何かが座っていることに気が付いた。
 何だろう。近寄ってみると、うずくまっていたのは、ひとだった。

一度ついのべ形式の豆本を作ってみたくて書いた本です。
突発なんで好きにやろうと思ってみたら、BLになってしまいました。

*10月~今 ブルーバードタウン・リバイバル0.5 最後の事件(仮)来年発行予定…70枚くらい?

 久々に事件もなく、大々的な警護の仕事も切れ間を見せた、首都の警察署。いつもの忙しさはなく、のどかな印象さえも抱かせる。
 警察官のラルフ・オースティンは、ぼんやりと椅子に寄りかかっていた。やらなければならない仕事はあったが、周りがのどかなせいか、やる気がいまいち起きない。
 天井をぼんやりと仰いだ時、頭を叩いていく誰かの手があった。ラルフの茶髪が、ゆらりと目に入る。
「なーに遊んでるんだ。仕事は?」
「おー、休憩中?」

今手帳を覗いてみたらずっと前から書いてることに絶望しています…なんでこんな時間掛かってるの私…。謎解きが面白かったので、ちょっとそんな要素も付けた本にしたいです。
とりあえず早く脱稿したい。

あとは即興小説とかペーパーの小話とかちょこちょこ書いてたり。

*まとめ*

合計630枚前後。

毎年2作は公募に挑戦しようと思ってるのですが、今年は色々挫折したので枚数がだいぶ少なめです。長編二作書くと600枚は確実に超えるので…というか後半の何も書いてなさに絶望しています。
明らかに体調の悪さが露呈している。
来年はもうちょっと色々気合い入れたいですね。あと二次をちょっぴりやりたい。考察みたいな感じになるけど。
でもなんか、心に突き刺さった作品を書けて良かったと思ってる。…かな。
ではでは、良いお年を!
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